子猫を家に連れて帰り、家族に何か言われる前に先に話しまくった
この状態(産まれてすぐぐらい)でほっておいたら、死んでしまうし、何より父が死んだからか
命や死に対す感情が変わったこと、
一度公園から出ようとしたが
こんな小さな子猫が大きな声で鳴いて、助けてと言っているようで、思わず連れてきてしまった。
そして、この子がせめて一人で生きていけるぐらいまでは面倒をみて、それから考える。
まだ小さいし、自分の部屋に入れておくから迷惑はかからないと。
すると、家族は特に何も言わずに受け入れてくれた。 そして
「〇〇(私の名前)は小学生のころからたまに犬、猫を拾ってきて家で飼っていた」と言われた
そうだった、昔はよく野良犬、野良猫がいて
家にいた犬、猫は元野良が多かった。
そうして、意外とすんなり子猫と暮らせるようになった
ただ、ずっと暮らせるわけもないので
考えたことは
1 誰かもらってくれる人を探すか
2 ある程度この子が大きくなって一人(一匹)
で生きていけるぐらいに成長したら家から
2Kmぐらい離れたかなり大きな公園に
捨てにいくか
知り合いなどに子猫をもらってくれる人はいないか聞きつつも
子猫のもらい手なんて簡単にみつけれないだろうし、今はまだ家族に迷惑はかけていないが
大きくなって家の中で暴れたり、家を傷つけたり、トイレ問題など、色々大変なことになるのは昔に猫を飼っていたので知っていた
何よりそのころは愛犬も家で飼っていたので
そう長くは子猫と一緒にはいられない
家族もあえて何も言わなかったけど、ずっとは無理だよと言いたかったはず。
だから
2の大きな公園に捨てにいく選択肢を考えた そして自分なりの準備をすることにした
その時が来たら本当に捨てることができるか不安であったが
その時になってみないとわからないし、自分で拾ったのだから自分でやるしかない
まずしたことは
この子に名前はつけない!
名前をつけると情が湧くのでこの子はただ
[猫] と呼ぶことにした
そして、いつか自分の手で捨てであろう
子猫との暮らしが始まった。
あまりにも小さかったのか食べものも食べれそうになかったので、とりあえずスポイトでミルクをあげた
子猫はあまりに小さすぎるので、部屋のどこかに行ったらわからなくなるし、もしふとんの中などに入ってこられ私が寝返りを打つと簡単に圧死してしまうので
大きめのダンボールの中にタオルや犬用のおしっこシートを入れてその中に子猫を入れて
基本的にそこにいるようにした。
昔の記憶なので、細かいことは覚えてないが
小さすぎたのか、あまり手間はかからなかった覚えがある
少しづつ元気になりダンボールから出せと鳴いたり、ダンボールをガリガリするようになった
のでダンボールの外に出して一緒に遊んだ
数日経ち
買ってきた柔らかい猫用の餌も食べるようになり、完全に元気になったので
自分なりに考えていた
この子が一人になっても生きていけるための準備の続きを開始した。
3 (ラスト)に続きます
書き始めた頃は一回で終わると思っていましたが、書いていると、どんどん記憶が蘇ってきて
(これでも書いてないこともあるのですが)
思ったより長くなっています
次の 3 で終わりです
読んでいただいてる方
ありがとうございます。